緑のちからを活用する庭づくり
IDEA①:落葉樹を植えて、緑陰を作る。
ウッドデッキ前やリビング窓の前に落葉樹を植える事で、夏は木陰を、冬は陽だまりを楽しめる環境を作る事が出来ます。
ウッドデッキ前であれば、枝葉を広げて下から見上げてもゆったりとした緑を楽しめるような樹木がおススメ。
夏の枝葉の茂った時だけでなく、冬に落葉した際の枝だけの姿も美しい樹木を選びましょう。
例えば・・白い小さな花を多数吊り下げて咲かせるエゴノキや、美しい形の葉を下から眺めるのが素敵なカエデ類、垂れ下がる果穂と美しい緑の葉が爽やかなシデ類などはいかがでしょうか?
株立ちのものにすると高木でも圧迫感も少なく楽しめます。
エゴノキ
5月~6月、吊り下がるように咲く白い小花が美しい人気の庭木です。
カエデ
新緑や紅葉など美しい景色を楽しめる庭木。夏の青々とした葉は樹の下から見上げるととても綺麗です。
シデ類
雑木らしい、優しい雰囲気が素敵なシデ。性質も強く育てやすい樹木です。
窓の前や建物まわりに植栽する場合は、日陰を作る範囲とあわせて、枝葉を広げられるスペースを考えて建物からの距離をとるようにしましょう。
IDEA②:大型プランターで高木も楽しむ。
既にデッキ等を作っていて高木を植えるスペースがない場合は、鉢植えを組み合わせて豊かな植栽空間を作り出す事ができます。
大型プランターを用いれば、高木の植栽も可能です。
プランターを複数置いて設える場合は、あまり細々とした小さな鉢を並べるのではなく、中くらい~大きい鉢でリズム良く配置するのがおススメ。
空間にまとまりを持たせるため、鉢の色合いや素材はなるべく揃えておきましょう。
IDEA③:つる性植物の活用
樹木を植える幅が取れない場合は、フェンスにつる性植物を絡めての緑化はいかがでしょうか。
緑化フェンスを活用したり、既存のフェンスに誘引して緑化する事もできます。
夏の日差しを遮る為だけなら、ゴーヤー等で作る緑のカーテンもおススメです。
【緑化フェンス 例】
■ エコリスメッシュパネル 【LIXIL(TOEX)】