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植物のちからを活用

エコ②

環境に優しいエコガーデンを作る時、まず一番に活用したいのは植物のちから。
家の外まわりやお庭に植えた植物は、様々な作用で身近な環境を整えてくれます。

植物のちから

エコ③

景観を良くする。

植物が入る事で、景観が豊かになり快適な住環境を演出します。

手入れのされた植栽があるという事だけでも好ましい景色となりますが、建物の塀など直線ラインが植栽によって隠れる事で建物の印象を和らげる事ができます。

また見せたくないものの前に植栽を入れる事で目隠しとしたり、全体を隠さなくても手前に植物を植える事で、目線を集めて奥に視線が行かないように誘導するという手法も。

通常、外構・造園工事の際には一番最後に植栽をしますが、植栽をした際に 『植栽が入ると雰囲気が変わりますね。』と仰って頂くことも多く、仕上がりの良さに繋がる大切なポイントにもなっています。

エコ①

Ⅱ 緑陰を作る

樹木を植えて木陰(緑陰)を作る事で、日差しを遮るとともに、床面の蓄熱や照り返しをも緩和します。

植栽を植えるスペースが取れない場合は、フェンスにつる性植物を絡めての緑化が可能。
夏の日差しを遮る為だけならば、夏の間だけ作って楽しむ緑のカーテンもおススメです。

Ⅲ 蒸散で周囲の温度を下げる。

植物は葉裏の気孔からの水分を余剰水分を蒸発させて、その気化熱で周囲の温度を下げ、自らの体温が上がり過ぎないようにしています。(蒸散作用)

緑量が少なければ効果も薄くはなりますが、植物自体が熱を溜め込まないので、コンクリートや無機質の素材での日除けよりも『涼しさ』を作りやすい日除けになります。

微風を作りだす。

蒸散による気化熱で周囲の温度を下げると、他との温度差が生じて微風を作り出します。
ささやかな微風であっても、身のまわりの熱が動かされる事で私たちは涼しさを感じ取ることができます。

Ⅱの『緑陰を作る効果』や、Ⅲの『蒸散作用』とあわさって、夏の木陰の涼しさとして体感出来ます。
これらは、1つ1つの樹木では効果は微々たるものですが、緑量が多いほどにその力がしっかりとしたものになり、夏には 『緑のない屋外空間』と『緑豊かな屋外空間』の涼しさの差、居心地の良さの違いとして表れます。

風の調整

樹木が植えられている事で、強すぎる風は防いで勢いを軽減し、枝葉の間を抜ける程度の緩やかな風は通すなど風量を調整してくれます。

他にも「大気を浄化する」「土壌浸食を防止する」といった効果がある事が有名ですが、樹種ごとの特性を生かして

◎常緑樹で目隠しをする。
◎生垣で目隠しをしつつ、住まいの境界を作る。(トゲのある樹木を使うと進入防止にも)
◎大気汚染に強い樹木を植えて排気ガスを防ぐ。
 
など、生活環境を整える効果を持たせながら緑豊かな住環境を創り出す事も可能となります。

植栽があれば、それなりに手入れが必要にはなりますが、自然のサイクルを意識し、植栽の手入れそのものも楽しめる暮らしというのも環境配慮したエコな暮らしにつながります。

植栽のちからを活用し、人にも環境にも優しい 外まわりやお庭を作りましょう。

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