Garden Works

ハンギングバスケット

hannginngu

フェンスやトレリスに吊るして楽しむハンギングバスケット。ボリュームもあり、ひときわ目を引く存在感です。

出来上がりを見ると難しそうですが、市販のハンギング用プランターを使えば簡単に作れます。


【管理上の注意】
◎乾燥しやすいので水やりはこまめに行うようにしましょう。
◎吊り下げているハンギングバスケットは台風接近時や強風の恐れがある時には風当たりの少ない低い位置に降ろすようにします。

◆材料

◎ハンギング用プランター  ◎水ごけ  ◎鉢底石・培養土(軽量なもの)  ◎土入れ・割り箸  ◎花苗

ハンギング

≪花苗例≫ペチュニア、カリブラコア、インパチェンス(八重)、ムーンナイトフレグランス、リシマキア

  花苗選びのポイント

ハンギングバスケットは、基本的に植え替えが難しいので、丈夫で花が長く楽しめるものがおすすめ。
全体がひとつにまとまるよう、横に広がっていくタイプの花を選びましょう。
花だけでなくアイビーやリシマキア、プミラなどのグリーンも入れるとバランスよく仕上がります。

根がぎゅうぎゅうになりますので、初心者の方には根鉢が小さい『4連POT』等の花苗を一部に活用する事もおススメです。

ミズゴケ準備

 

≪下準備 ①≫ ミズゴケの準備

後から使うミズゴケを下準備しておきましょう。

購入時は乾燥させたブロックになっているので使う分だけ ほぐして水に浸し給水しておきます。

図2

≪下準備 ②≫ハンギング用プランター

取り扱い説明書に基づいてプランターをセットしておきましょう。スポンジを貼り付けるタイプの場合、セットが終わったら表面から見える部分に土を塗りつけておくと手がべたつかなくなります。

※プランターは他にも色々なタイプがあります。

図12

まずは苗を並べてみます。
 ※プランターには入れず、並べて上から見て検討。
1段目、2段目、3段目・・と出来上がりをイメージしながら置いてみて、どの順序で植えるか決めておきます。外からの見栄えだけではなく、根の収まり具合も考慮しましょう。

図4

下準備を終えたハンギング用プランターに鉢底の石を敷き、鉢底石が隠れる程度に培養土を入れます。

図5

苗をPOTから抜いて、肩の土を落としてから根元を持ち、プランターのスリット部分にゆっくりと落として植え込みます。
※茎が折れやすいので、ゆっくりと丁寧に扱いましょう。

図6

同じ要領で1段目に入るものをバランスを確認しながら入れていきます。1段目が全て入ったら苗と苗の間に土を補充し割り箸等で突きながら1段目全体に土を入れていきます。

2段目も同じ要領で入れたら、3段目を通常の植栽のように上向きに植えましょう。

図8

全ての花が植わったら、ゆっくり丁寧に水を与えます。下から流れ落ちるくらいたっぷりと与えましょう。

図10

下から流れていた水が落ち着いたら、上部の土が見えるところに乾燥防止の為のミズゴケを敷き詰めて完成です。

図11

完成後は、一週間程度 半日陰の低い位置で養生をし、花が回復して起き上がってきたのを確認してから飾りましょう。

ページトップへ