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アジサイの剪定(旧枝咲き)

アジサイ


梅雨の花の代名詞ともいえるアジサイ。

花芽が出来るのは秋に気温が下がってからですが、アジサイ、ヤマアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイ等
『旧枝咲き』といわれるアジサイ類は『その年に伸びたしっかりとした枝の先端に翌年の花芽をつける』花木。

そのため、
夏以降に剪定をする
=翌年の花芽(を頂点に作るはずの枝)を切ってしまう事 
・・・となります。

花が咲き終わったら、なるべく早く剪定をしましょう。

アジサイ アナベル3


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  アメリカアジサイ‘アナベル’や‘エンドレスサマー’は
『新枝咲き』といわれるタイプで『その年に伸びた枝に花を咲かせる』ので
剪定時期はそれほどこだわらなくてOKです。

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アジサイは花が色あせたら花から下の2~3節目で剪定しましょう

アジサイ剪定



アジサイは花後に軽く剪定をします。

早いほうがよいので、花が咲いたら切花として楽しむつもりで剪定してOK。
庭で咲く花を楽しみたい・・・という場合も、花が色あせてきたら剪定をしましょう。

この、花後の剪定は花の下2~3節目の部分で芽を残してカットをします。

花の咲いていない枝は翌年花を咲かせる可能性が高いので、そのまま残す・・もしくは花の付いた枝同様に2~3節目でカットしましょう。

アジサイ 剪定後

芽を残してカットした状態のアジサイ ≫≫≫

ちょうど事務所にあった剪定後のアジサイ。
(鉢植えのアジサイです)

芽の上 すぐ ではなく、1cmくらい上でカットしてます。
1週間ほど前に花が終わったのでカットしたのですが、
横の芽が大きくなってきている様子がわかります。

 大きく育ったアジサイを小さくしたい時は・・・

   全体的な大きさを整えながら強剪定   

アジサイは萌芽力が旺盛なので、翌年の花をあきらめるなら、切り詰め剪定もOKです。

あまり小さく切り戻してしまうと、姿が整うまでに時間がかかりますので、大きさを整えるつもりで現在の大きさの半分くらいを目安に切り戻しましょう。

庭先で、既に大きな株になっているアジサイは3年に一度程度を目安に切り詰め剪定をして大きさをコントロールします。

秋(落葉後)に古枝を整理して形を整える剪定をします。

アジサイの花芽は秋、気温が下がり始めた頃に形成されます。

葉芽と花芽が区別できるようであれば、付いている芽の様子をみながら花芽を残して剪定をしていく事もできます。

ただし、種類によっては見分けがつきにくいのでその場合は(特に頂点に着く)芽は切らないよう不要な枝や絡み合った枝を根元から切ってしっかりとした枝を残す、形を整える剪定をしましょう。

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