Garden Works
挿し木
庭木の繁殖方法として行いやすいのは、挿し木とよばれる方法。
全ての植物で出来る作業ではありませんが、アジサイ、ウツギ、クチナシなどの庭木や観葉植物、そしてローズマリーなどのハーブ類は比較的発根しやすい植物です。
適期としては6月の梅雨時期。
気温・湿度が高い梅雨の時期は植物の発根がしやすく、挿し木の成功率も高くなります。
剪定の後の枝などを使って挿し木に挑戦してみましょう。
※ラベルに品種登録の番号が記載されていたり、申請中とある苗は、種苗会社などによって登録された品種であり、これらを営利目的・譲渡目的で増やす事は法律で禁止されていますのでご注意下さい。
【アジサイの挿し木】
①枝先から2節目くらいの若いしっかりとした枝を挿し穂として用意します。
発根する成功率は1/2程度なので挿し穂は多めに用意しましょう。
発根する成功率は1/2程度なので挿し穂は多めに用意しましょう。
②一時間くらい、水に浸けてしっかりと吸水させておきます。
③浅い鉢に清潔な新しい土(赤玉土or鹿沼土or挿し木用の土)をいれてたっぷりと水やりをします。
鉢底から流れ出る水が綺麗になるまで水をあげましょう。
鉢底から流れ出る水が綺麗になるまで水をあげましょう。
④挿し穂の切り口を綺麗なナイフで鋭角にカットします。切り口を潰さないようピンセットで挿し穂を持ち、あらかじめ割り箸で穴をあけたところに挿します。
⑤挿し穂が動かないよう底面潅水でじっくりと水やりをしましょう。
⑥水を切らさないようにして風の当たらない半日陰で管理します。一ヶ月くらいで根がはってくるので根づいたら1つづつ鉢に植え替えてあげましょう。
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