樹木紹介
モミジバフウ(アメリカフウ)
モミジのような形の葉をつけ、秋には美しく紅葉する モミジバフウ。
カエデの仲間ではなく、フウの木です。
『フウ』は、漢字で書くと『楓』で、モミジバフウは、『紅葉葉楓』と書きます。
日本では『カエデ』とも読む『楓』は、ここではマンサク科のフウの木をさす漢字で・・といろいろと話せば話すほどややこしく感じるちょっと面白い木です。
日本に入ってきたのは大正時代という比較的新しい樹木で、その端整な樹形と美しい紅葉と大きく立派に育つ性質から、公園や街路樹として良く植えられています。
そして、大きく立派に育つので、庭木には向きません。
性質は強いものの、まれにイラガやアメリカシロヒトリといった毛虫が付く事があります。
公園や街路等の公共緑地の樹木ならば、定期的に消毒は行われているかと思いますが、食害されている葉が見られる時は注意しておきましょう。
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