Garden Works

薬剤散布

病害虫の被害が拡がり始めてしまった時は薬剤散布を行うことも必要になります。
対処が早いほど薬剤の使用範囲も使用量も少なくて済みますので被害が拡大しないうちに効果的に使いましょう。

市販される薬剤は、法律で定められた検査・基準をクリアした商品なので、正しく活用すれば危険なものではありません。
植物名や症状に適合する薬剤を選んで、注意書き等を良く読み、正しい使い方で活用しましょう。


市販のスプレータイプの薬剤を散布

鉢植えの草花や狭い範囲で散布する場合は薄めたりせずそのまま使えるスプレータイプの薬剤が便利です。(ホームセンターや園芸店で購入できます)

周囲への飛散が気になる時は、ビニール袋に入れて散布しましょう。

消毒

薬剤撒布1-2

薬剤撒布2


■ 噴霧器による散布

広い範囲や中高木への消毒は噴霧器で散布します。

症状や目的に合わせて薬剤を選び、決められた用量を希釈して散布液を作ります。
※希釈した薬液は保存できないので必要な量をその都度作ります。

害虫には殺虫剤、ウイルス・菌による病気には殺菌剤を用います。虫の媒介による病気の発生などどちらにも当てはまる場合や予防としての定期散布の際には、殺虫殺菌剤を使いましょう。

希釈時に展着剤も加えると雨などで流れにくくなります。

 薬剤散布の注意事項

◎ラベルを確認し薬剤の効果を確かめた上で必要な量を決められた用法・用量にて利用しましょう。

◎風の強い日や雨の振りそうな日は避け、朝や夕方などの涼しい時間に散布します。

◎手袋・マスクなどしっかり装備の上、奥から徐々に交代しながら散布します。

風向きに注意し、自らの安全を確保するとともに 周囲に人が居ないか、洗濯物がないか等 随時周辺の状況を確認しながら作業しましょう。

◎希釈して余った薬液は、川や排水口には流さず、浅く穴を掘って土に注ぐようにしましょう。

◎散布終了後は速やかに噴霧器などの器具を洗浄し片付けます。衣類も着替えて、うがい、手洗いなどをしっかりと行いましょう。(洗濯物は他のものと分けて洗います)

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