RCの壁と豊かな緑が主役 入居者を癒す集合住宅の外構
駅から少し離れたのどかな住宅街の環境を活かし、山をコンセプトとした自然豊かなファサードをご提案。正面に位置するRCの壁をスクリーンにして、時間や天候の変化によって様々な植栽の影を映し出します。そして敷地内の要所に設られたオブジェやライティングも、入居者の目を癒してくれます。
「樹は少なくしてほしい」というオーナー様ご要望に対し、植えないのではなく、必要な所に計画的に植栽。一本一本の樹に役割を持たせ、それ以外は表情の違う石をあしらうなどのお手入れの軽減を計りながら、自然の豊かさを伝えられる計画としました。
出迎えるシンボルツリー、アプローチから玄関まで視線が止まる場所にアイストップの樹木、給湯器を隠す樹木。枯山水の手法で、石を使って手間のかからない川の流れを表現。庭師さんの技術とアイデアで実現できました。窓からの眺めを見立ててRCの壁の足元を切り抜き、川の流れや照明でドラマティックに演出。 時間と共に「眺める景色」も変わり、入居者を楽しませています。