外構 ファサードの スタイルを見直す

外構ファサードには、大きく三つのスタイル（オープンスタイル ・ セミクローズスタイル ・ クローズスタイル）があります。

家族のライフスタイルの変化によって、求める外構スタイルも変化していきます。
外部の居住空間として 使い勝手の良さ、防犯、安全、外観バランス等を考慮しながら 現在の家族のライフスタイルや
希望に適した 外構スタイルにリフォームして、より快適なファサード空間へと 整えておきましょう。

■ オープンスタイル

門扉等を設けず、開放的なスタイルです。

比較的 低予算で設える事が出来るので、新築時の外構
スタイルとして人気があります。

構造物が少ないので、花や緑を思いっきり楽しめるお庭に。

オープンスタイルにする場合は、プライバシーを守りたい
スペース（大きな窓の前など）には 目隠しフェンスを設置
しましょう。

■ セミクローズ スタイル

門まわりなど、「囲いたい」部分を必要に応じて囲う
スタイルです。

門扉をつけているので、家族や親しい方達以外の
人を安易に近づけない安心感があります。

また、小さなお子様がいる場合は、門扉をつける事で
玄関を開けた際に一人で道路に飛び出さないようにと
配慮できます。

■ クローズ スタイル

道路に接する部分を、塀や扉、フェンス等で完全に囲う
スタイルです。

境界をはっきりと明示でき、許可のない人の進入を防ぐ
事が出来るので 安心感・安全性が一番高いスタイルと
いえます。

内部を完全に見えなくすると 一旦進入出来れば誰にも
見られずに内部に居られるという事になりかねないので
塀にスリットや開口部を設けたり、スリットフェンスを使う
などして内部を適度に見通せるようにしておきましょう。

また 塀などの構造物は、道路から少し離して 手前に
植栽を入れる事で圧迫感を和らげる事ができます。