コケ玉の作り方・育て方
涼しげな雰囲気を楽しめるこけ玉。
こけ玉作成キットも販売されており、植える植物をミニ観葉などの育てやすいものにすれば案外簡単に制作でき、気軽に育てて楽しむ事ができます。
土をこねる作業は泥遊びのようで、お子様と一緒にも楽しんでいただけます。
作り方や育て方を覚えたら、次は山野草や盆栽用の植物で本格的に作成してみるのも素敵です。
器との組み合わせ等も工夫して、涼しげな和の雰囲気を楽しんで見ましょう。
◆材料
□ 用土(ケト土5 富士砂1.5 赤玉土3.5 くん灰 5% 緩効性肥料少々)
※数字は割合の目安です。作成キットの場合は配合されたもので市販されています。
□ 植物
※盆栽用の植物や山野草が一般的ですが、管理が難しくなる為手軽に育てられるミニ観葉がおススメ。
ここでは、屋内でも屋外でも比較的元気に育つアイビーを例にしてご紹介致します。
□ コケ(ハイゴケ 等)
□ 糸(テグス)
□ 桶
□ ハサミ
□ ピンセット
用土は少し水を加えながら、耳たぶくらいの柔らかさまで練ってお好みの大きさにまとめます。
根が馴染むまで(植え付け後3日間位)やや日陰の涼しい所で管理しましょう。
【こけ玉の育て方】
■ 置き場所
基本的には屋外で育てます。じかにコンクリートなどの床に置くとコケや根が痛みますので、必ずお皿などの上に置いた状態で管理しましょう。スノコの上など床から離してあげると暑さや寒さの影響も緩和されます。
インテリアとして楽しみたい時は、なるべく風通りと日当たりの良い所で育てて、時々は外に出してあげましょう。
■ 水やり
コケの表面には、こまめに霧吹きなどで水をかけてあげます。こけ玉を手にもって軽くなっていたら水がなくなっているサイン。制作時の⑦のように、バケツ等に水をはってこけ玉をゆっくりと沈めて水をしみこませます。
■ 植え替え
2年に一度くらいを目安に植え替えをします。
植え替えの際は、こけ玉ではなく、鉢植えに戻してあげてもOKです。