木製品(樹脂木・人工木材)のお手入れ
日常のお手入れとしては、土やほこりなどを箒で掃除するほか、年に2~3回、水洗いをしてから 乾拭きをします。
水洗いだけでは汚れが落ちない場合は、中性洗剤を薄めた液で汚れを落とし、水洗いをした後、乾拭きをします。
ささくれやひび割れ等の心配も少なく、塗り替えの必要もない ローメンテナンスな木材ですが、表面に付着した汚れを
放置しておくと染み状に残ったり、黒い斑点の発生の原因となります。 気がついた時に早めに対処しておきましょう。
■ 雨じみ、表面の汚れがある場合
頑固な汚れになる前に洗浄をしてください。中性洗剤を薄めた液を布につけ、
汚れた箇所を部材の長手方向にこするように拭きます。
汚れがひどい場合には、タワシやデッキブラシにて長手方向に軽くこする
ように磨き、最後に洗剤を水で綺麗に洗い流した後、乾拭きをします。
■ 頑固な汚れや黒い斑点、カビなどが発生した場合
① あらかじめデッキを水洗いし、表面をしっかりと濡らした状態で 所定の割合で薄めた漂白剤をカビの部分に施します。
※漂白剤は 注意書きを良く読み、使い方を厳守してご利用下さい。
② ブラシなどで長尺方向に沿って軽くこすり、汚れをおとします。
③ 表面に漂白剤が残らないよう、しっかり水で洗い流し、最後に乾拭きをします。
■ 小さなキズやこげあとなどの補修
① 紙やすり♯60 を用いて長尺方向に沿って擦ります。
※ 部分的にこするのではなく、全体をぼかすようにこすりましょう。
※ 平らな広い面を補修する際は 紙やすりを取り付けて使う研磨補助の道具を使用すると作業が楽になります。
② 柔らかい布で水拭きをして削り粉を清掃します。
【注意】
・ 金属性のブラシやへら、スチールウールなどは使用しないで下さい。
・ アルコール、ベンジン、アセトンなどの有機溶剤や石油類は私用しないで下さい。