樹木紹介
ユキヤナギ
3~4月、枝いっぱいに咲く白い小花が魅力的なユキヤナギ。花にはほのかに香りがあり、真っ白な花姿に誘われて近づくと、春の香りを感じます。
暖かな春の日に咲き誇る花ではありますが、雪が降り積もった後のように真っ白になる姿と、ふんわりと枝を広げる柳のような姿から付いたという名前はぴったりで、一度名前を覚えたら、忘れない花木でもあります。
性質は強く、見当たりの良いところを好みます。
多少日当たりが悪くても生育はしますが、花付きが悪くなるので日当たりのよい所に植えてあげましょう。
地植えでも鉢植えでも良く育ち、性質も強健で育てやすい庭木です。
枝が混み合い、通気性が悪くなるとカイガラムシやアブラムシが発生する事があります。混み合った枝は透くように剪定し、通気性の良い環境を保つようにして下さい。
道路沿いに植えられたユキヤナギ。
公共の緑地ならではのボリューム感です。
こちらは夏の葉姿。公園に植えられたユキヤナギ。
夏の緑も爽やかな低木です。
ピンクのユキヤナギもあります。ほんのりとしたピンクでとても可愛らしいです。
花が盛りを越えた頃、可愛らしい新芽が出てきます。花姿、新芽、紅葉を楽しめる花木です。
« 前のページへ