樹木紹介
マンサク
2月頃、黄色の花を咲かせるマンサク。
日本原産で、昔から春を告げる花木として親しまれてきた樹木です。
花を一つ一つを見ると細いリボンのような花びらがぴよぴよっと暴れているような・・どちらかというと地味(?)な印象の個性的な花ですが、それらがいくつか集まりながら枝にたくさん咲く姿は、冬景色の中で独特の存在感があります。
春、『まず咲く』からマンサクとも、枝にたくさんの花を咲かせる姿で豊年満作を思わせてくれる木だからマンサク・・ともいわれ、昔から人々の生活の中にあった木であることを感じさせます。
マンサクの花。冬の青空が良く似合います。
こちらは、中国原産となるシナマンサク。シナマンサクは枯葉が落ちずについている事が多いです。
生垣として人気のトキワマンサク。
花期は5月頃、常緑で植物分類上の属は異なりますが、マンサク科で花の形は良く似ています。
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