樹木紹介
キングサリ
初夏、新緑の美しい緑を背景に鮮やかな黄色の花が釣り下がるキングサリ。黄色のフジのようにも見えるので、別名キバナフジともいわれます。
ヨーロッパ原産で、英国では良く見られる庭木のようですが、夏の高温多湿は嫌う為、日本ではどちらかというと寒冷地に向きます。
庭木としてよく植えられるのは、キングサリ‘ボッシー’。
若木のうちから花付きが良く、花房が長いのが特徴です。
一点気をつけたいのが、毒性があるという事。観賞用に植えている分には問題ありませんが、間違って食べてしまうと危険です。
小さなお子様がいるご家庭やペットの居るご家庭の庭には植えないようにしましょう。
庭に植える際は、日当たりと風通りのよい所に。肥沃な土を好むので植えつける際には堆肥や腐葉土をいれて良く耕してから植えましょう。
樹形は自然にまとまるので、そのままの姿を楽しんでもよいですし若い枝を誘引してアーチに仕立てても素敵です。
移植は難しいので、植え付けの際にはきちんと計画を立ててから植栽しましょう。
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