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樹木紹介

ドウダンツツジ

ドウダンツツジ


4月、爽やかなスズランのような小花を 鈴なりに咲かせるドウダンツツジ。
漢字で書くと『満天星』躑躅。
・・・その名の通り、小さな花をびっしりと咲かせる人気の定番低木です。

庭に植える際は、日当たりの良い所に。半日陰でも生育可能で、わりあいどこでも育ちます。(日陰だと花付きが悪いですが・・)

自然な樹形も綺麗ですが、萌芽力が強く、枝が密に茂るので、落葉樹ながら低めの生垣としても植栽されます。


ドウダンツツジの育て方

【剪定】 花後(5月中旬~6月)
     ※強い剪定をしたい場合は、落葉期(12月~3月)
【施肥】寒肥(1月~2月)、花後のお礼肥(5月)

枝葉が細かく茂るので、一般的なドウダンツツジであれば、刈込みも可能です。
※サラサドウダンなど品種によっては刈込みに適さない場合もあります。

花後に剪定をする事で、翌年の花芽が出来ないうちに剪定が出来る為、翌年も花を楽しめます。
但し、この時期にあまり強く剪定(もしくは刈込)をしてしまうと木が弱る可能性もあるので、混みあった枝や不用な枝を落とし、形を整える程度にしましょう。

大きく育ってきてしまった為、コンパクトにしたいという場合は、落葉期(12月~3月)に剪定をします。
その場合、翌年の花は楽しめなくなりますが、一旦形を整えたい場合にはおススメです。

性質も強く、育てやすい低木ですが、通気性がわるいとまれにうどんこ病が発生する事があり、乾燥しすぎていると、ハダニが発生する事もあります。

また、根が極端に乾燥すると夏でも葉がおちてしまうことがあるので、晴天が続く時には地植えの場合でもたっぷりと水やりをするようにしましょう。土面の乾燥防止として、マルチングをしておくのもおススメです。

ドウダン1

植栽されたばかりのドウダンツツジ。

ドウダンツツジ花

ドウダンツツジの花姿。びっしりと咲きます。

ピンク色で少しスジが入るサラサドウダン。

紅葉したドウダンツツジ。紅葉も魅力のひとつです。

紅葉した葉。葉が細かくてとても綺麗です。

ドウダンツツジ

鮮やかに紅葉したドウダンツツジ。長野で撮影。寒暖の差がある地域の紅葉は綺麗です。
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