樹木紹介
アセビ
春、可愛らしい小花を鈴なりに咲かせる常緑低木です。
漢字では『馬酔木』と書きます。
枝葉に有毒成分があり、馬や牛、鹿などの動物がこの木の枝葉を食べると酔ったようになってしまう事からそう呼ばれるようになったといわれます。
日本に自生する木で、万葉集の歌にも読まれ、古くから春の花木として親しまれていた春の花木でもあります。
生育環境としては基本的には半日陰を好みますが、日当たりの良い所でも日陰でも生育します。
剪定をしなくても自然と樹形がまとまり、成長もあまり早くないのであまり手間のかからない庭木です。
ただ、花をたくさん咲かせた後、そのままにしておくと実をつけようとし、養分をとられてしまいます 。
花後は花穂を切り取る花がら摘みを行いましょう。
花の様子。
スズランのような可愛らしい小花を鈴なりにつけています。
スズランのような可愛らしい小花を鈴なりにつけています。
ピンクの花を咲かせる園芸品種もあります。
アセビの葉。
枝先に集まって付きます。
枝先に集まって付きます。
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