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樹木紹介

ハナミズキ

ハナミズキ1


シンボルツリーや庭木以外にも公園や街路の緑化木としても植栽される人気の高いハナミズキ。

原産地は北アメリカで、別名アメリカヤマボウシともいいます。明治時代、東京からワシントンへ桜の木を贈ったお礼にと贈られました。

お花見が盛りの頃、桜と共演するかのように花を咲かせはじめ、幹いっぱいに花を咲かせます。
(花びらにみえるのは、総苞と呼ばれる部分で厳密にいうと花ではないのですが・・)

樹形も自然とまとまり育てやすく、白花、赤花、葉に斑が入るもの・・等 様々な品種があり、花、紅葉、実・・と四季の変化を楽しめる魅力の多い人気の定番庭木です。


■ ハナミズキの育て方

【剪定】落葉期(12月~3月上旬)
※花芽が見分けやすい2月~3月上旬 がおススメ。
【施肥】寒肥(1月~2月)

日当たりのよい場所を好みますが、根の乾燥には弱く、狭い枡に植えられていたり、乾燥しやすい土壌に植えられていると、上のほうの枝が枯れてきたり樹勢が弱ってうどんこ病が発生したりします。

植える際には狭い植栽枡には植えないようにし、腐葉土や堆肥をまぜて肥沃な土にしておきましょう。
植え付け後はしっかりと水やり を行い、乾燥防止にマルチングもしておく事がおススメです。

また、夏に晴天が続いて地面が乾いてしまう時には、地植えの場合でも水やりをしてあげたほうが安心です。

自然と樹形はまとまるのでそれほど剪定は必要としませんが、樹姿を整え、樹冠内部に光がはいるように、徒長した枝、内部の枯れ枝や込み合った枝等を剪定してあげましょう。

※太い枝を切るときには、切り口に癒合材(ホームセンター等で購入可能です)を塗って下さい。

梅雨時期など、うどんこ病が発生する事があるので、その際には早めに薬剤を散布しましょう。

ハナミズキ3

公園で見られるハナミズキ。いち早く色づく紅葉の美しい樹木でもあります。

ハナミズキ花

ハナミズキの花。ヤマボウシと良く似ていますが、先端が引っ込んでいるのが特徴。
(厳密にいうと、花は中央に集まっている部分を指します)

ハナミズキ 実

ハナミズキの実。
紅葉した樹をみあげると、こんな実があちこちについています。こちらは丸い実のヤマボウシとは異なる形なので秋は見分けをつけやすくなります。
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