樹木紹介
ハナカイドウ
4月、ソメイヨシノが咲き終わった頃に、可愛らしく美しいピンクの花を咲かせます。
色気さえ感じる美しい花は、酔って眠る楊貴妃にたとえられたといわれ、美人の形容詞としても知られます。
植える際は日当たりの良いところに。
水はけの良い、肥沃な土壌を好みます。
日が当たるところに花が多く付くので、枝葉が混み合った所は剪定し全体的に枝に良く日が当たるようにしてあげましょう。
花は枝先につくのではないので冬の剪定もOKです。花後に長く伸びた枝を短めに切り揃え、冬の落葉後、全体の姿を整える剪定をしましょう。
萌芽力があるので、わりあい自由に剪定できますが、あまり枝を落すと花芽も切ってしまうので、その年に伸びた短めの枝はきちんと残します。
まれに赤星病が発生する事があるので、ビャクシン類の樹木とは一緒に植えないようにしましょう。
枝いっぱいに花を咲かせるハナカイドウ。周辺の緑にも映えて綺麗です。
とても可愛らしい花です。
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