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樹木紹介

ナンテン

ナンテン 実


ナンテン=「難を転じる」という語呂あわせから縁起のよい樹木として親しまれてきた庭木です。

また、葉には防腐作用があり料理に添えられる飾りとしても知られています。

初夏には白い爽やかな花が楽しめ、秋には赤い実を楽しめます。

実は野鳥の餌となるので、小鳥を呼びたい庭におススメ。 和風の庭や和モダンな庭にも、良く似合います。

性質が強く、生長もそれほど早くはない上に花や実を楽しめる庭木として扱いやすい中木です。

ナンテンの育て方

【剪定】3~4月、または6月
【施肥】寒肥(1月~2月)

生育環境としては半日陰で風通りのよい所を好みますが、日あたりのよい所でも元気に育ちます。
肥沃な土を好むので、植え付けの際には堆肥や腐葉土をたっぷりと混ぜ込んであげましょう。

生長はそれほど早くありませんが、萌芽力が強いので好みの高さまで育ったら剪定をしてOK。
混みすぎた枝葉も適宜透かしてすっきりとさせましょう。

秋~冬に実を付けた枝は、翌年には花を咲かせないので、実をつけた枝ごと切り取って切花として利用するのもおススメです。

ナンテン 花

ナンテンの花
初夏の頃、爽やかな白花を咲かせます。

ナンテン

秋の初め、実をつけているナンテン。
鳥が食べたのか、だいぶ実が取れています。

ナンテン

冬、植物園にて撮影。
寒さで紅葉した葉に、赤い実が鮮やかです。

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