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庭木への水やり(植え付け後~半年程度)

庭木水やり


植えた直後からしばらくの間は、樹木が庭に根付いて(しっかり根が張って)いない不安定な状態なので、基本的に毎日(雨天時以外)地面の乾き具合を見ながらたっぷりと水やりをします。


根元に直接、たっぷりと水やりをする。

水を弱く出したホースを、根元付近に置いて、ゆっくりジワジワと水を浸透させるようにし、表面だけでなく地中の根鉢や根の周りの土に水が染みこむようにしましょう。

水やり図①



※ 表面にだけ撒いても地中の根には水が届きません。

根鉢やそのまわりの土にたっぷりと水を染み込ませるイメージでゆっくりじわじわと浸透させましょう。

水やり図②

葉や幹にも適度に湿り気を与える

根がしっかりと根付いていない間は、根から吸い上げる水と、葉から蒸散する水分のバランスが取れず、葉が痛むこともあります。全体に水をかけて、葉や幹も保湿するようにしましょう。


※夏は水滴がレンズの役割を果たして日中の強光にあたると葉が焼けてしまう場合があります。全体に水をかけるのは夕方に実施するようにして下さい。

季節によって、水やり時間や回数を変える。

樹木の活動期でもある夏は、水をたっぷりと与える必要があり、樹木が休眠している冬は、それほどだくさんの水を必要としません。
季節に応じて、水やり回数を加減しましょう。

【夏(7月~9月)】
植え付け直後であれば、1日2回の水やりが必要。
夏の水やりは、朝(午前9時まで)か、夕方(午後5時以降)に。やむを得ず日中に作業する場合は、葉にはかけないようにします。

※夏は、日中ホース内の水が温まってお湯になっている可能性があります。水やり前にホース内の温まった水を全て流し、触って冷たくなったのを確認してから水やりを実施してください。

【冬(12月~2月)】
地面の乾燥具合を見ながら、水やりを実施。
晴天が続いて乾燥している時や、地面が乾いている時に水やりをします。冬の水やりは日中(午前10時頃~午後2時頃まで)に。夕方だと夜の冷え込みで水が凍って根をいためる場合があります。

樹木の生長に応じて、水の量を減らしましょう。

植え付け後~半年程度は、上記のように水やりを行いますが、樹木が根付いた後は、夏の暑さが厳しい時期や晴天が続く時以外は水やりの必要はありません。樹木が順調に成長している様子を確認しながら、徐々に水やり回数を減らしていきましょう。

※但し、プランターや花壇等のブロックやコンクリートで囲まれたところに植えられた樹木には、土の量が限られてしまう為、根づいた後も定期的な水やりが必要になります。

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