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冬の寒さを利用した土壌改良~天地返し~

花壇や菜園に何も植えないで休ませているところがあれば、1月~2月の寒い時期に土を深く耕しておきましょう。

上層と下層の土を入れ替え、冬の寒さに晒す事で 土中で越冬していた害虫やウイルスを駆除し、来春以降の

雑草の発生も抑制します。

さらに、これまでの利用による土の養分の偏りを緩和し、通気性・排水性を高めて土質を改善する事ができます。

天地返し図1

■ 天地返し

図のようなイメージで掘る範囲と掘る深さを定めます。
目安としては、上層30cm、下層30cm、合わせて60cm
程度。掘れるなら、もっと深くてもOKです。

『そこまで深くは耕せない・・』、という場合も 出来る範囲で
深く耕しておきましょう。

天地返し図②



1の範囲と2の範囲を掘ってそれぞれ別の山に
しておきます。
(掘る前にそれぞれの山の下にブルーシートを敷くと
移動や埋め戻しが楽です。)

空いた所に 3を下、4を上、5を下、6を上にと
動かして上層と下層を入れ替えましょう。

天地返し③

 

最後に、1の山を下、2の山を上に埋め戻して
周辺を均せば完了。

このまま寒気に晒して、1ヶ月程度ねかせたら堆肥や
腐葉土を入れて全体を耕して仕上げます。

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