クリスマスローズの株分け (鉢植え)
花の少ない冬~早春の頃、ナチュラルな花姿を
楽しめるクリスマスローズ。
クリスマスローズには様々な種類がありますが、
ガーデンハイブリットと呼ばれる交配種は
花色も豊富で 性質が強く、環境があえばあまり
手間をかけなくても数年で大きな株になります。
植えてから数年たち、大きくなってしまった株は、
10月頃に植え替えや株分けをしてリフレッシュして
あげましょう。
■ 株分けのタイミング
下記のようになっていたら、株分け(もしくは植え替え)を実施しましょう。
□ 開花する株になってから、数年が経ち、葉が込み合ってきたもの
□ 株が大きくなり 中心部から芽が出にくくなっているもの
□ 鉢の下から根が出ているもの
→ ひとまわり大きな鉢へ植え替えるだけでもOK
■ クリスマスローズ(鉢植え)の株分け
注 : ここでご紹介してるのは、ガーデンハイブリットと呼ばれる 交配種の株分けです。
原種や有茎酒は種類によって株分け方法が異なりますのでご注意下さい。
【材料】
□ 植え替えをする鉢植え
□ ビニールシート
□ ハサミ or ナイフ (良く切れるもので、消毒をしたもの)
□ 割り箸
□ 草木灰
□ 新しいプランター (株分けしたものを植える)
□ 鉢底石 (台所用の水切りネットなどに入れておくと再利用しやすいです)
□ 培養土
□ 土入れ
□ ジョウロ
1 株を鉢から取り出します。鉢の側面を叩いてゆっくりと取り出しましょう。
2 ビニールシートの上において、根のまわりの土をほぐします。
3 中心の根をハサミ等で切って株を分けます。
※一株に3芽以上残して下さい。
4 病気の感染を防ぐ為、切り口に草木灰をまぶします。
5 新しい鉢に鉢底石と培養土を入れて分けた株を植えます。
(鉢底石は台所用ネットに入れて使うと再利用しやすいです。)
6 鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水をあげましょう。
■ 植え付け後の管理
株分け後は 1週間程度半日陰に置き、水を控えめにして管理します。
その後は日当たりの良いところで育てて 冬までに株を充実させましょう。
株分け後は、根の力が弱っているので 肥料は新しい芽が出始めてから与えるようにします。