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落葉樹剪定 ~枝の切り方~

芽

■ 芽のある枝を切る時は、外芽の上で

植物は、基本的には一番先端が一番成長する力を持っています。
剪定して枝の先を切ると、今度はその切り口に近い芽が勢い良く成長します。

枝の途中で切る際には外側に向かって付いている芽(外芽)の
5mm~1cm程度 上で切りましょう。

■ 枝の分かれ目から切る時は 切り残しの無いように

枝が出ている基(分かれ目)から切る場合、半端な切り残しは作らないようにしましょう。余分に数センチ残していると
その部分が枯れていったり不自然な姿が残ってしまします。
切り口が必要以上に大きくならないようにしながら、切り残しなくすっきりと枝を切って切り口の癒合を促進しましょう。

切り残し例

■ 大きな枝を落とす時は、三回に分けて切る

枝の重みで、切っている途中の枝がぶら下がり木が裂けてしまうことを防止する為、下に一度切り口を入れます。

枝を落としても、周囲に危険が無いかあらかじめしっかりと確認しましょう。

大枝①

① 落としたい枝の下側に切り口を入れます。

大枝②

②下に入れた切り口の少し上の位置で上から切り、枝を落します。

大枝③

③残った部分を根元から綺麗に切り落します

切り口に癒合剤

※ 大きな切り口には癒合剤を塗ってあげましょう。

綺麗な切り口になるよう、良く切れる剪定ハサミや鋸を使う事も大切です。

癒合剤は樹種によっては要りませんが、桜の仲間の樹木は切り口から
腐る事が多いので、枝を切った際には必ず癒合剤を塗布します。

※癒合剤はホームセンターなどの園芸コーナー、殺虫・殺菌剤などが
売っている所で購入できます。

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