Garden Works

胡蝶蘭の植え替え

図1


気温が暖かくなってきたら、胡蝶蘭の植え替え適期となります。(適期:6月頃)

贈答品として人気の高い胡蝶蘭は、化粧鉢に3つ程度まとめられている事が多いのでその場合、一苗ずつにばらして植え替えてあげます。

ものによっては、バークで植えられているものもありますが、一般家庭でのランの栽培にはミズゴケのほうが安心です。


◆材料

◎植え替える胡蝶蘭
寄せ鉢になっている場合は1鉢ずつに分ける。

◎素焼き鉢

ランの栽培には、水やりの状況がわかりやすい素焼き鉢がおススメ。ラン栽培用の少し背の高いものも販売されています。
 
◎水ごけ
ホームセンターでも変えますが、ランの専門店で質の良い(太い・長い)ものを用意したほうが安心です。
※ミズゴケは、安価なものなら1年、高価なもので2~3年程度で痛んできます。2年に1回程度を目安に植え替えを実施しましょう。


◎鉢底ネット
土がこぼれるものではありませんがナメクジの侵入防止の為、鉢底ネットを使用します。

◎ハサミ
胡蝶蘭をカットするハサミは、刃を軽く火であぶって、殺菌消毒します。

胡蝶蘭植え替え①

①現在植えられている化粧鉢から1苗づつ取り出し古い根をカット。古いミズゴケもおおまかに取ります。(ミズゴケが綺麗なら古い根のカットのみ)

胡蝶蘭植え替え②

②水を含ませ、軽く絞った新しいミズゴケを根のまわりに巻きます。苗がグラグラしないようしっかりと巻きつけてくるみましょう。

胡蝶蘭植え替え③

③素焼きの鉢の底穴にネットをしてから(ナメクジの防止)ミズゴケでくるんだ苗を押し込みます。

胡蝶蘭植え替え④

④ミズゴケは、植え込む鉢より少し大きいくらいとし、親指で縁をぐいぐいと押し込んで中に入れます。

胡蝶蘭植え替え⑤

⑤押し込んだら、完成です。
植え替え後1~2週間程度は水をやらずに風通りの良い日陰で管理します。
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