胡蝶蘭
◆購入時の選び方
・葉が肉厚で、しっかりとしているもの
・葉が水平よりやや上向きにピンと立っているもの。
・葉の枚数は4枚以上
・花がたくさん付いているもの
・花弁が肉厚で、張りがあるもの
・花にしみや奇形、傷がないもの
・花茎がしっかりとしているもの
・全体の花姿のバランスがとれているもの。
◆育て方
暖かく日当たりのよい所を好みます。
風にあおられたり、雨にさらされると花や株が痛みますので、室内の日当たりのよい窓辺で管理しましょう。
強過ぎる光は好まないので、夏はレースのカーテンをして強光から守ります。
寒さには弱いので、冬の間は夜間発砲スチロールなどに入れて冷え込みの厳しくない家の中ほどにおいて寒さから保護します。
環境としては、最低15℃、適温25℃。人間にとっても、ぬくぬくとした居心地の良い温度が適しています。
水やりは乾いたらたっぷりと。水は根元にゆっくりと与えます。2本、3本と寄せ鉢になっているものは、それぞれの株の根元に水を与えるようにしましょう。
バケツ等に水を張って、ゆっくりと鉢を沈めて鉢(ミズゴケ)全体に水を浸透させるのもおススメです。
受け皿に溜まった水はこまめに捨てるようにしましょう。
◆花が終わった後は・・・
株が元気ですぐ次の花を楽しみたい場合は根元から2~3節目のところで花茎をカットします。
ただし、花を咲かせた後の胡蝶蘭は少なからず株が疲れているのですぐに次の花芽を出すよりも根元からカットして株を元気にさせるほうが安心です。
ウイルスに弱いので胡蝶蘭をカットする際のハサミは刃を軽く火であぶり消毒をするようにしましょう。