Garden Works

庭の見直し&プチリフォーム

その前に・・・
まずは全体を整理整頓しましょう。

『いつか使うかも・・・』とずっと片隅に固まっている鉢は思い切って捨てるか、きちんと素材や色を分類した上でまとめて物置に収納します。

ガーデニングツールをしまう際は、作業時に取り出しやすいところに。すぐ出せて、すぐしまえるようにしておくと、散らかりにくくなります。

庭がすっきりと片付いてから、必要に応じて手を加えるようにします。


◆ 庭空間全体のテーマを決めて、それにこだわる。

庭に置くもの、植える樹木には、それぞれ素材の雰囲気やテイストがあります。庭を作っていく際は、まず作りたい庭のテーマを決めておきましょう。

「アジアン」「和風」「ナチュラル」「アンティーク雑貨の似合う庭」「モダン」・・などざっくりしたテーマでよいので、自分の好みのテーマに合わせて、庭作りを考えます。

書籍や雑誌で、そのテーマに沿った実例を見たり、どんな素材があるのか、どんな植物を植えているのかあらかじめチェックをしておきます。

お庭を見直す際には、全体→部分→アイテムと、大きな視点から考えていくのがポイント。
全体のイメージを掴んでから、テーマにあわせた素材・色合いに揃えていくと、庭にまとまりが出ます。


◆ 空間バランスを意識しましょう。

植木鉢や植栽を購入する際も、まずは全体の空間バランスを考えながら配置すると綺麗にまとまります。
小さな植木鉢が並ぶより、大きな鉢がポイントとしてドンとあるほうがすっきりとしていることも。

※大きな鉢に寄せ植えを作る際は、発泡スチロールを大まかに砕いたもので嵩上げをして、その上に鉢底石(ネットにいれると後の植え替えが楽です)、土を入れ、植物を植えると、必要以上の土の利用や重量が増すのを軽減します。

玄関周りやバルコニーなど、特に見せる事を意識した所では、空間全体のバランスを見ながら、庭に置くものを見直し・検討してみましょう。


◆ 植物は、季節の彩りを添える事も考慮。育つ環境にも配慮して選びましょう。

庭に季節感や彩り、癒しの要素を添える植物は、庭作りの作業としては仕上げとして最後に取り入れるようにすると、購入した後、庭や花壇においてみて、ちぐはぐな印象にならなくて済みます。


生き物ですので、まずはその植物が育つ環境として庭が適しているのかを配慮する事が必要となります。
それ以外にも、花の咲く時期、花の形、色・・株の姿、葉の質感・・春、夏、秋、冬それぞれの季節の姿・・そういったものを考えながら、植栽を考えていくととても奥深いものでものになります。

基本的には植物はどれも綺麗ですし、適宜植え替えもできますので、それほど悩まなくてもOKですが、植栽が美しく組み合わされた庭はその規模に関わらず人を惹きつける魅力的な庭となります。

庭作り作業としては最後の仕上げとなりますが、日頃から素敵な花や庭をたくさん見て研究を重ねておきましょう。

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