Garden Works
植栽計画① ~お庭の環境確認~
ガーデニングの要ともいえる植栽。
大きな庭であれば、全体のコーディネートと共にプロに依頼する事をお勧めいたしますが、今ある庭に少しだけ追加したい時や、自分達でも出来る範囲の庭であれば自分で考えて植えてみるのも楽しいものです。
空間作りはまず、計画から。
今回は、その計画にあたってのお庭の環境確認についてご紹介いたします。
光
日当たりの良さ、日のあたる時間帯、西日など 極端に強い光が当たるかどうかなど、光の環境を確認。
→状況に合わせて、『日当たりを好む植物』『多少日陰でもOKの植物(半日陰)』『日陰を好む植物』など、適した植物を選びます。
水
雨が当たる or あたらない、立水栓があり、水やりが楽に出来る or水やりが面倒・・など、植えた後の水環境を確認。
→状況にあわせて乾燥に強い植物を選んだり、潅水システムの導入を検討します。
土
花壇の場合、その土が植物の生育に適した良い土(良い土の考え方はこちら )か、改良が必要か。
→ある程度は土壌改良で調整可能ですが、もともとの土質を知っておくことが必要です。
風通り
適度な風通りがあるか。(風通りの悪いところだと、蒸れや病気が発生しやすくなります)
→ 蒸れにくい植物を選んだり、配置に工夫をして通気性を良くする対応が可能です。
温度
屋外の場合、その地域の気候 という大まかな捉え方でOK。
→もともとその地域の育つ郷土種や、周辺の庭で生育している樹木を選ぶと、樹木も健やかに育ち、防寒の手間が軽減します。
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