お花の植栽計画 ①目的に合わせて植えるお花を選びましょう。

目的に合わせて、植える花を決めましょう。

草花といっても、いろいろなものがあります。植物分類で分けると、一年草、宿根草、多年草、球根類・・・特徴や利用法で分けるとつる性植物、カラーリーフ、グラス類、バラ、ハーブ類などなど・・・

植物を植えるという事は、この先の楽しみを植えるという事。
自分の中で『どんな風に楽しんでいきたいか』を思い描きながら、その目的に合わせたお花を選びましょう。

一年草

一年のサイクルで芽が出て花が咲き、枯れていく草花。
花をいっぱいに咲かせるものが多く、季節の彩りとして楽しめます。
色のバリエーションが豊富なので庭のカラーコーディネートを意識して選ぶのがおススメ。

例）パンジー、ビオラ、プリムラ、デイジー、トレニア、ケイトウ、コスモスなど

宿根草

冬の間、地表部分は枯れるものの、地中では根が生きており、春には新芽を出す草花。
楚々とした優しい雰囲気の植物が多く、雑木の庭など自然の雰囲気を大切にした庭に良く似合います。

例）ギボウシ、アスチルベ、アマドコロ、シラン、ケマンソウなど

多年草

冬も地上部が枯れずに残る草花。安定したグリーンを楽しむ事ができ、特に這うタイプの草花はグラウンドカバーとして人気があります。
花は個性的な花が多く、味わいのある雰囲気を楽しめます。

球根

地下部に、球形もしくは棒状の養分貯蔵部分を持つ植物。
秋に植えて、春に花を咲かせる秋植え球根と、春に植えて秋に花を咲かせる秋植え球根があります。

例）
秋植え球根・・・クロッカス・スイセン類、チューリップ、ヒヤシンスなど

秋植え球根・・・カンナ、グラジオラス、サンダーソニアなど

  良い花を選べるようになる為に・・・

お気に入りの園芸店に出かけましょう♪

草花の購入には、やはり実際に手にとって選ぶ事をおススメします。日頃から、お気に入りのお店をチェックして、こまめに出かけて見ておきましょう。

購入の際はラベル等で性質や育て方を確認するほか、店員さんにどんどん質問したりご相談下さい。
足を運べば運ぶほど、良い苗選びのポイントや植物の種類など自然と知識が増えていきます。