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ゴーヤーで緑のカーテンを作る②~設置後の管理~

ゴーヤーで緑のカーテンを作った場合の、設置後の管理のご紹介します。

水やり

水やりは鉢土が乾いたらたっぷりと。 ツルがまだそれほど伸びていない時は、鉢土の乾き具合を確認しながら水やりをします。

夏の生育期は、1日1回~2回 朝か夕方に鉢土の様子を確認してたっぷりと水やりをするようにしましょう。

ゴーヤー誘引

誘引・摘心

ゴーヤーを植えて設置をしたら、まずは誘引をしてツルをネットの外側へ導いて誘引をします。
 
誘引の際は、苗を締め付けないように、ゆるく8の字を作りながら結び付けましょう。

ツルが伸びてきたら、摘心(芽の先端をカット)して、わき芽を伸ばして分枝させます。

わき芽(子ヅル、孫ヅル)を伸ばしながら、ネット全面を覆うようにバランスよく誘引をして仕立てていきましょう。

【摘心による 分枝の仕組み】

ゴーヤー摘心①

①通常、生長するのは芯になっているツルの先端。(頂芽優勢)

ゴーヤー摘心②

②ツルの先端をカットすると・・・

ゴーヤー摘心③

③脇の芽が伸びていきます。

増し土

 追肥・中耕・増し土

緑のカーテンらしく、枝葉が全面を覆いはじめ、最初の花が咲いたあたりからは、適宜 追肥を施します。

この時期になると土も固くなってきますので、根や茎は傷をつけないよう気を配りながら土の表面を軽く耕す中耕を行い、必要に応じて、根元の土を足す増し土を行います。

 収穫 (7月下旬~9月上旬)

ゴーヤーには、雄花と雌花があり、実をつけるのは雌花。
雌花は花の付け根に小さなゴーヤーのようなものがあり、見分けられます。花は付くけど実が付かない・・・という場合は、雄花を摘み取って雌花のめしべに雄花のおしべつけて人工受粉をさせると実が付きやすくなります。

実が食べごろのサイズまで育ったら、収穫をしましょう。プランターでの栽培は、土の養分が限られているので早めに収穫をするよう心がけることも大切です。



■ 撤去 (9月中旬~下旬)

夏の暑さもひと段落したら、緑のカーテンを片付けます。この頃には、ゴーヤーも生長が止まって葉が黄色くなり始めます。そのまま放っておくと、葉が散り始めるので、早めに片付けましょう。

晴れが続きそうな日を選んで、根元をカットし、2~3日放っておけば、葉やツルが萎れていきます。
葉がしおれたら、撤去開始。ツルを綺麗に取ったら、ネットや枠はまた来年も再利用できます。

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