バルコニーガーデンを計画するポイント

バルコニーでの注意事項やマナーについてふまえた上で、まずはプランを考えてみましょう。
基本的には、置くだけとなるバルコニーガーデンは実はプロに頼まなくてもご自身やご家族でＤＩＹとして出来てしまうものでもあります。

もちろん、デザインセンスや、植栽の選び方、施工性、完成度などプロに頼むメリットも多くあります。
弊社でもご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

といっても、庭作りはやはりご家族やご自身の手で楽しみながら完成させていくもの・・というのが弊社のスタンス。
弊社にて施工させていただいた際も、竣工時が完成ではなく、その庭で植物を育て、お客様が楽しまれてこそ素敵なお庭が完成すると考えております。

ここでは、ご自身でバルコニーガーデンを考える場合のポイントをご紹介いたします。

■無理せず楽しめる庭を作る

美しい花がそこかしこで咲いている花いっぱいのバルコニーガーデンはとても素敵ですが、花や緑に日常管理は不可欠です。手間を掛けた草花だからこそ、美しくキレイに咲く姿を見た喜びや、ふと眺めた時の満足感も味わえるもの。

とはいえ、無理をしていたら続きません。枯れてしまい荒れてしまっては見ているのも辛くなります。。
ライフスタイルを振り返り、どういう時に楽しめるか、どのくらい手間を掛けることが出来るか等を考えた上で無理のない範囲から始めるようにしましょう。

■生活の動きに合わせる

バルコニーは大切な生活空間でもあります。
物干しスペースとして、ゴミの一時置き場としてご活用されている方も多いですね。

日頃の生活の中で、ご家族がどのように出入りし、バルコニーをどう使っているか・・をしっかり考え、それらを損なわない生活に添ったバルコニーガーデンにしましょう。

■部屋からの眺めを確認

バルコニーに出た時だけでなく、部屋からの眺めも意識したいものです。
部屋から見て『ここに花があるといいな』『ここは隠したいな』と考えながら庭を作ると、ガーデニングを楽しむ時だけでなく、普段の生活の中で楽しめる庭となります。

■バルコニーの環境を確認

植物を育てる場合は、光や風など環境を確認しておく必要があります。
光の当たり方、日中の温度、風通りの有無、そして強風時の風あたりの強さ・・などなど。特に高層階ではとても風が強くなります。事前にきちんと環境について観察し、把握しておきましょう。

■作業スペースも作る

限られたスペースでガーデニングを楽しむ為には、飾るだけでなく、作業するスペースも計画しておく必要がります。花を植える、鉢を植え替える、培養土やガーデニンググッズを収納しておく場所など・・・気が付いた時に花がら摘みなどの作業が出来るように、ハサミやくず入れなどをすぐ取り出せる所においておくのもおススメ。

広く取る必要はありませんが、作業する時のスペースや使い勝手も配慮しながら道具の収納など、きちんと計画されていると、ガーデニングを快適に楽しむ事ができます。

■まとまりをもたせる。

花の色合い、プランターの素材など、設置するものにまとまりを持たせるとキレイにおさまります。
また、小さな鉢をたくさん並べるより、大き目の鉢を一つ置くほうがすっきりとまとまる事も。

大きな鉢も様々なデザインのものが販売されるようになっています。
庭のテイストを決め、それにあわせた色・素材・形のものをこだわりを持って探してみましょう。